月: 2025年6月

都市と自然の新しい関係——ウルムとミュンヘンで見たドイツ流Renaturierung まちづくり / Community Design

都市と自然の新しい関係——ウルムとミュンヘンで見たドイツ流Renaturierung

ドイツ、バーデン=ヴュルテンベルク州、ウルムのドナウ川沿いを歩いていると、大規模な河川改修工事の現場をよく見ます。重機が行き交い、川沿いの旧河道が掘り起こされ、かつて直線化された堤防が取り払われていく様子を間近に見ることができます。この光景は、「川を人間の手で自然に戻す」という壮大な実験の真っ只中で…
市民がつくる未来のミュンヘン――「MünchenBudget 2025」で始まる新たなまちづくり まちづくり / Community Design

市民がつくる未来のミュンヘン――「MünchenBudget 2025」で始まる新たなまちづくり

ミュンヘン市の街中を歩くとあるポスターがよく目に留まります。ミュンヘンバジェット2025というポスターです。 ミュンヘン市では、2025年に向けて市民がまちづくりに直接参加できる革新的なプロジェクト「MünchenBudget 2025(ミュンヘン予算2025)」をスタートしました。この取り組みは、…
ドイツ各州の夏休み日程2025 暮らし / Life Style

ドイツ各州の夏休み日程2025

ドイツにお住まいの方や、これからドイツ旅行を計画しているみなさん、「ドイツの夏休みって州ごとにバラバラなのはなぜ?」と不思議に思ったことはありませんか?実はこの仕組み、ドイツならではの工夫がたくさん詰まっているんです。今回は、その理由をわかりやすくご紹介します。 ドイツには16州あって、それぞれ夏休…
【勝手に書評】Rainforest Capitalism: Power and Masculinity in a Congolese Timber Concession 森林・林業 / Forest-Forestry

【勝手に書評】Rainforest Capitalism: Power and Masculinity in a Congolese Timber Concession

本書は、コンゴ北部熱帯雨林で展開されるヨーロッパ資本の伐採企業(仮名:cti)をフィールドとし、権力、マスキュリニティ、資本主義の諸側面を鋭く描き出すエスノグラフィである。著者トマス・ヘンドリックスは、現地での長期滞在調査をもとに、伐採産業という「暴力と搾取」の象徴的な現場が、実際にはいかに脆弱で、…
ミュンヘンの“ラドル・バンクシー”と日本の自転車政策──道に描かれた警告が問いかけるもの 暮らし / Life Style

ミュンヘンの“ラドル・バンクシー”と日本の自転車政策──道に描かれた警告が問いかけるもの

最近、地元ミュンヘン近郊を歩いていると、妙に目を引く地面のペイントに出くわすようになった。自転車道のアスファルトに、オレンジ色のスプレーで大きく「STOP!」と描かれ、その横にはまるで衝突寸前の2台の自転車のアイコン──一目で「逆走注意」とわかる内容だ。 初めて見かけたのは、ミュンヘン市西部の中心地…