ユニークで面白い本を紹介します。 『Economics for Lovers of Literature』は、経済学の理論や発想を、英国文学を中心とした古典的な文学作品のエピソードや登場人物の言葉、さらには物語そのものの構造と重ね合わせながら、平易かつ生き生きと描き出すユニークな試みである。著者であ…
危機の時代における「基本権」への賛歌 本書『Lob der Grundrechte』は、2020年からのコロナ・パンデミックに端を発した社会的・政治的危機を背景として、「基本権」(Grundrechte)の役割・意義・本質を再考する一冊である。フェルバーは、パンデミック対応政策によって実際に生じた基…
『The Economics of the Tropical Timber Trade』(Edward B. Barbierほか、1994年)は、熱帯木材貿易と森林減少・劣化との経済的連関を徹底的に分析した、森林政策・環境経済分野の古典的著作である。 本書は国際熱帯木材機関(ITTO)からの依頼に基…